日本共産党 豊島区議団
HOME > 政策と見解 > 金融危機・物価高などから生活と営業を守る緊急申し入れ
区議会報告議員紹介政策と見解お知らせリンクご意見ホーム
政策と見解

<保育所の待機児解消を求める緊急申し入れ 2009年5月13日>



保育所の待機児解消を求める緊急申し入れ
豊島区長 高野 之夫 殿
2009年5月13日
日本共産党豊島区議団
団長 河野たえ子

 豊島区では本年4月1日現在、保育所に入れない待機児が122人にも及びました。昨年4月に58人の待機児が発生したため、児童福祉法に基づき待機児を解消するために「豊島区保育計画」を策定しましたが、この計画では不十分なため、待機児は増える一方です。急激な景気後退の下で、子どもを保育所に預けて働く父母が増えています。
 東京都が鳴り物入りで進めてきた認証保育所は、「採算が合わない」と保育事業から撤退するところが出るなど破綻が明らかになっています。また、認証保育所を利用している父母からは、保育料が高いと悲鳴が寄せられています。
 日本共産党区議団は、これまで保育所の待機児を解消することを、あらゆる機会に求めてきましたが、区は根本的な対策を取ってきませんでした。このことが、今日の深刻な事態を生んでいる大きな原因です。
 わが党の指摘により、区長は「認可保育園の増設も視野に入れた抜本的な対応策を検討」することを区の「保育計画」に盛り込みました。
 よって、下記のことについて要望します。


一. 認可保育所の増設を直ちに行うこと。
一. 大規模改修を定期的に図り、定員構成を改めること。
一. 区「保育計画」を実態にあったものに抜本的に見直すこと。
以上