日本共産党 豊島区議団
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政策と見解

<水害対策に関する申し入れ 2008年9月8日>



水害対策に関する申し入れ書
2008年9月8日

豊島区長 高野之夫 殿
日本共産党豊島区議団   団長 河野たえ子

 この夏、日本各地で集中豪雨や落雷、突風などの被害が起きました。豊島区でも、7月29日には高松・千川・長崎・南長崎で、8月5日には南大塚・巣鴨・駒込で、床下・床上浸水の被害が出ています。8月5日は雑司が谷で下水の工事をしていた作業員5人が死亡する痛ましい事故も起きました。地球温暖化やヒートアイランド現象と、都市化が被害を大きくしているといわれています。
 豊島区においては、これまで一定の対策が行われてきたと聞きおよんでいますが、今日の事態をみるならば、その不十分さは明らかです。
 よって、下記の緊急対策を実施することを申し入れます。


1 直ちに調査し、原因を明らかにすること。

2 上記調査結果など実態を区民に情報開示するとともに、当面緊急な対策をとること。
  今後、透水性舗装や浸透ます、雨水利用の貯水槽など、「下水に流す」だけでない、実効性ある対策を実施すること。

3 国・都および関係機関に水害対策の強化を要請するとともに、区の実施する対策への財政支援を求めること。
以上