日本共産党 豊島区議団
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政策と見解
保育園待機児童解消についての緊急申し入れ(2013年5月20日)

豊島区長 高野之夫 殿
日本共産党豊島区議団
団長 垣内 信行

 認可保育園の待機児童の増大が社会問題になっています。わが党区議団は、認可保育園の増設で待機児童の解消をくり返し求めてきました。ところが、本区では保育所の大規模改修時の定員拡大や、認証保育所や保育ママ、臨時保育所などで対応してきました。これでは待機児童の解消にならないばかりか、4月の認可保育園に希望しても入れない待機児童は458人(旧定義)となり、昨年の291人を大幅に上回ることになりました。
 今年度は、大塚駅ビル内の私立認可保育所と巣鴨第一保育園の分園で定員を増やす予定ですが、それでも足りません。ようやく今年3月発表した「豊島区待機児童対策緊急プラン」により、今年度6億円の補正予算を組み対応するとしていますがこれも不十分であり、認可保育園の増設を基本に据えなければ解決しないことは明らかです。
 よって以下の点について緊急に実施するようここに申し入れいたします。

(記)

  1. 認可保育園を増設すること。まず南大塚二丁目の「都営巣鴨母子アパート」跡地を活用すること。国や東京都に対し未利用の公有地を公表するよう求めること。
  2. 緊急策としてのスマート保育については、認可保育園と同様の面積基準、施設基準、人員配置にすること。保育料も認可保育園と同様とすること。
  3. 認証保育所などの保育料補助を大幅に増額し、保護者の負担を軽減すること。
  4. 保育士を増員し、待遇改善をすすめること。
以 上