ただいま上程されました議員提出議案第1号豊島区国民健康保険条例の一部を改正する条例について、提案者である日本共産党豊島区議団を代表して説明いたします。
　国民健康保険は、低所得者が多く加入する医療保険でありながら、保険料が高いという構造問題を抱え、毎年のように値上げされる国民健康保険料は、被保険者である区民にとって重い負担となっています。特に、収入のない子どもにまでかけられる均等割は、子育て世帯の保険料負担を重くし、家族の多い世帯の保険料を高騰させる大きな要因となっています。子育て支援にも逆行するもので、特別区長会や全国知事会など地方団体からも見直しが要求されています。本案は、均等割があるために、国民健康保険料の負担が他の医療保険に比較しても高くなっている現状で、多子世帯及び、ひとり親世帯の均等割を軽減することにより、その経済的負担を軽減し子育て支援に資するため、提案するもので、2019年４月1日から施行しようとするものです。
　以上でございます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。