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区議会質問
 
議員提出議案第7号介護保険制度の国庫負担の引き上げを求める意見書説明

かきうち信行

 ただいま議題とされております、議員提出議案第7号介護保険制度の国庫負担の引き上げを求める意見書につきまして、提出者であります日本共産党区議団を代表して、ご説明いたします。
 来年度からの第5期介護保険事業計画の介護保険料は、全国のほとんどの自治体において基準額が5000円以上になり、本区においては、月額は、これまでの3867円から5190円と、1323円もの大幅な値上げになります。
 これは、年額にすると保険料の基準額は62280円となり、15877円もの大幅な値上げで、高齢者にとって深刻な負担となります。
 こうした原因の根本は、国庫負担が低すぎるからであります。
 介護保険が導入される以前には、介護にかかわる国庫負担の割合は、50%となっていたのに、2000年の介護保険制度になってからは、25%と半減されることになりました。このように国庫負担率の削減が、保険料引き上げに直結し、高齢者の暮らしを一層苦しめているのであります。
 こうした実態から、全国各地で、国庫負担の引き上げを求める声が広がっております。
 豊島区議会は、こうした高齢者の負担軽減と介護保険制度の安定的な運営、そして誰もが安心して介護が受けられるようにするために、介護保険に対する国庫負担を引き上げることを強く求めるために意見書を提出しようとするものであります。

 以下意見書文を朗読し、説明に代えさせていただきます。