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区議会質問
自民党豊島区議団の政務活動費についての緊急申入れ(渡辺くみ子)

2016年11月28日

豊島区議会議長 竹下ひろみ 様


日本共産党豊島区議団
幹事長 渡辺くみ子

 自民党豊島区議団の政務活動費の使い方については、河原弘明幹事長が役員を務める会社で区議団ニュースの印刷がされていたことがテレビなどでも報道され、わが党は正副幹事長会で、解明を求めてきたところです。また、今議会にこれに係る陳情が提出され、12月6日の議会運営委員会で審査が予定されています。
 政務活動費については、富山市議会と富山県議会では議員が辞職し、補欠選挙実施という異常事態となりました。「政治とカネ」の問題に国民・市民の厳しい目が注がれている中、今こそ、私たち議員側から進んで政務活動費の使途の厳格性・透明性を高める努力を行うことが必要です。また、2012年に地方自治法改正によって、「議長は、政務活動費については、その使途の透明性の確保に努めることとする」と、議長の努力義務が新たに課されることになっています。
 さて、11月25日の議員協議会において古坊知生議員より発言があり、自民党豊島区議団の政務活動費については、宗教団体の年会費や党内組織の年会費など不適切と思われる支出が指摘されました。先ほどものべたように陳情を審議する日程は12月6日が予定されていますが、これとは別の不適切な支出が疑われる事態になっており、このまま見過ごすことはできません。
 よって日本共産党豊島区議団として、下記の点について緊急に申し入れるものです。

(記)
(1)議長主導で一刻も早く、今回の疑惑解明を開始すること。また、全議員に今回の疑惑に関する自民党豊島区議団の資料を公開すること。

(2) 支出内容・活動内容の更なる可視化、公開の透明度アップについての提案
1)収支報告書、支出明細書、領収書を区議会ホームページで公開すること。
2)経過措置として、領収書等の写しの交付を電磁的記録(PDFデータ等)によって行うこと。
3)議長への提出は、広報紙、業務委託契約書、資料作成費の成果物を加え、公開対象とすること。
以上