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区議団ニュース 第74号 発行しました
2024.01.17
《1面》2024年度 物価高騰対策など
予算要望539項目 区長に申し入れ

2023年12月6日、「2024年度 豊島区政の取り組むべき課題と予算編成に関する要望書(第1次)」539項目及び「物価高騰対策など緊急・重点対策に関する特別要望書」43項目を提出しました。

《2面》23年第4回定例区議会報告

〇区民厚生委員会
「介護保険料の引き下げを!」
区民の願いに背を向ける 自民、公明、都民ファースト・国民
介護保険料の引き下げと制度充実を求める陳情(649筆)が審査された。
儀武さとる議員は、「介護の社会化を目的として介護保険制度が始まって23年、3年ごとの介護報酬の見直しで、負担増と給付削減が繰り返され、ヤングケアラー、ビジネスケアラーなどの家族介護に逆戻りしている」と指摘、公費負担増やし、区独自の支援で必要な介護が利用できる制度にすべきと主張。
共産党、立憲・れいわ、維新・無所属は採択主張するも、自民、公明、都民ファ・国民によって継続審査となった。

〇総務委員会
「再審法改正の促進を」意見書提出求める請願を継続審査に?!
冤罪被害者の一刻も早い救済のために、国会・政府に意見書を提出することを求める請願が審査された。
小林ひろみ議員は、「検察官の不服申し立てで取り消され、袴田事件のように再審決定まで死刑判決から42年もかかっている、証拠捏造とも言われているが、具体的な手続き規定がなく放置されている事例がある。改正が必要」と採択を主張したが、自民、公明、都民ファ・国民が継続審査にした。

〇子ども文教委員会
給食費無償化 特別支援学校へも広がる!
23年9月から区立小中学校の給食費が無償になった。清水みちこ議員の一般質問や決算特別委員会で、区議団は無償化を求めてきた。
子ども文教委員会では、特別支援学校の子どもたちにも9月に遡って給食費相当額の補助の実施が報告された。
清水みちこ議員は、これを評価し、さらに私立小中学校、フリースクールへも無償化を実現するよう強く求めた。

〇都市整備委員会
脱原発・脱炭素、再生可能エネルギーを促進する陳情など
区民から出された2つの陳情が審査された。
「脱原発・脱炭素をすすめ、再生可能エネルギー電力の割合を高める」陳情について、かきうち信行議員は、日本政府が進めている原発依存型推進の政策を批判し陳情の採択を求めたが、自民、公明、都民ファ・国民によって不採択に。
また、東京土建豊島支部から提出された「アスベスト改修事業の大幅拡充、調査・除去費用の助成制度を求めた意見書提出」の陳情についても、かきうち議員は採択を求めたが多数で継続審査となった。

《3面》第4回定例会 一般質問

〇儀武さとる議員が一般質問(11/21)儀武さとる一般質問の内容はこちら
1.来年度予算編成に向けて、区がやるべきことについて
2.地方自治体の情報システムの標準化について
3.気候危機打開について

〇かきうち信行議員が一般質問(11/22)かきうち信行 一般質問の内容はこちら
1.学校改築、公園用地の新たな区有地確保について
2.住民本位の住宅対策について
3.低所得者対策について
4.障害者控除認定について

《4面》国と都へ意見書提出を/各陳情請願に対する各会派の賛否/パブリックコメント

〇国と東京都へ国民健康保険の公費負担増を求める意見書
自民、公明、都民ファースト・国民が共産党案否決
日本共産党区議団は、高すぎる国保料など、国民健康保険制度を改善するため、国と都に対し財政支援等を求め、区議会から意見書を提出する提案をした。
ところが、自民党が、国民から批判の多いマイナ保険証推進等を盛り込んだ意見書2件を後追いで提案、公明、都民ファ・国民と一緒になって、共産党案を否決し、自民党案を可決させた。

〇意見が分かれた請願陳情に対する各会派の賛否(第74号4面参照)

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