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お知らせ
区議団ニュース 第72号 発行しました
2023.08.20
区民の切実な要求実現を

《1面》23年第1回臨時会、23年第2回定例会の報告

〇第1回臨時会(5/25)では
電気・ガス・食料品等価格高騰給付金(1世帯3万円)を支給する補正予算が全会一致で可決されました。

〇第2回定例会(6/21~7/10)では
一般質問には、かきうち信行議員、森とおる議員がたち、新区長の政治姿勢や区民要求実現について質しました。

*区民から出された「羽田新ルートの中止の意見書提出を求める陳情」と「インボイス制度の延期を国に要望する請願」は、日本共産党、立憲・れいわは採択を求めましたが、自民党、公明党、都民ファースト・国民によって不採択となりました。

*学校給食の無償化が9月から実施されます
第2回定例会で、区立小中学校の給食費を無償にする予算(補正予算)が全会一致で可決されました。
これまで日本共産党が、一般質問や予算・決算委員会で繰り返し給食費の無償化を取り上げ、条例提案を行ってきた成果です。

 

《2面》23年第2回定例会 一般質問

〇かきうち信行議員一般質問(6/27)http://www.kensakusystem.jp/toshima-vod/video/R05-honkaigi/R050627-00-6.html
*区長の政治理念と区政運営の基本姿勢について
*新型コロナ感染症対策について
*学校給食無償化について
*介護保険の拡充について
*羽田新飛行ルート中止・撤回について

〇森 とおる議員一般質問(6/28)http://www.kensakusystem.jp/toshima-vod/video/R05-honkaigi/R050628-00-6.html
*物価高騰対策について
*都立大塚病院の独法化について
*池袋保健所の仮移転と本移転計画について
*コミュニティバス導入について
*誰もが安心して暮らせる街にするために
・公園の整備について ・自転車をとりまく環境整備について ・受動喫煙防止対策について ・フリーWi-Fi設置について

《3面》常任委員会の審査など

〇総務委員会 補正予算:給食費無償化実現に賛成
マイナカード利用促進は問題あり!

〇都市整備員会 羽田新ルート中止を求める陳情採択せよ!
自民党、公明党、都民ファ・国民、維新・無所属が不採択に

〇区民厚生委員会 区税条例の一部を改正する条例
(森林環境税)に反対

〇子ども文教委員会 インボイスの実施延期を求める請願
共産党は採択を主張するも自民党、公明党、都民ファ・国民が不採択に

★自民党区議の政治資金規正法違反に関する陳情が出されました(議会運営委員会)
自民党元幹事長・松下創一郎氏、同副幹事長・竹下ひろみ 氏が22年3月突如議員辞職、パーティー券に関する政治資金規正法違反で有罪になりました。しかし、ふたたび両区議は今年4月の区議会議員選挙で当選。昨年出された陳情は審議未了で廃案になっていたため、改めて真相究明と再発防止策、責任説明を果たすことなどを求めて出されたものです。
小林ひろみ議員が両議員の参考人招致を求めましたが、自民党は「正副幹事長会で話したので必要ない」と発言。小林議員、儀武議員のみの賛成少数で否決され、参考人招致しないまま審議が行われました。
日本共産党は、区民の信頼回復のため真相究明、再発防止策、説明責任を求めて「陳情の採択」を求めましたが、他の会派は倫理条例を検討中などと言って継続審査を主張、委員会、本会議ともに継続審査となりました。

★高野之夫前区長の名誉区民選定に反対
区長は政治家であり、実績や政策は評価が大きく分かれ、名誉区民の対象とするにはふさわしくないとして名誉区民の称号を受けるにふさわしくないと反対しました。

《4面》その他のお知らせ

〇学校プールが無くなる?!
豊島区では、「水泳授業の外部化(外部の温水プールを利用し、外部の指導員による水泳授業を行う)」の検討を進めています。①水泳授業やプール設備管理などの教員負担が大きい ②水泳専門の教員がいないため、指導の質の確保が難しい ③屋外プールは天候に左右されカリキュラム編成が安定しない ④水道代、修繕などのコストが発生することなどが理由です。来年度(24年度)から3校程度のモデル事業を開始するとしています。
すでに南池袋小学校は教室数確保のため、現在プールのある場所に別棟を建てる計画が示され、来年度から水泳授業は雑司ヶ谷体育館を活用するそうです。

〇プラスチック資源回収とCO2削減
10月から豊島区全域で「プラスチック資源回収」が実施となります。
日本共産党は、廃プラスチックを清掃工場で燃やすことに反対し、減量・再資源化を求めてきたので、資源化が進むことは賛成です。しかし回収には今年度で3億8千万円の予算がかかります。(平年度ベースで5億8千万円)
豊島区は、回収・再資源化によるCO2排出削減を約3189トンと想定している一方で、区が進める東池袋1丁目市街地再開発では、これまでより5000トン以上多くのCO2を排出すると想定されています。これでは大きな矛盾です。

〇電力・ガス・食料品等価格高騰支援給付金(1世帯当たり3万円)
「世帯全員が令和5年度住民税非課税、または住民税均等割のみ」の世帯には、7月初めから「確認書」が郵送されていて、記入し提出が必要です。
また、今年1月から9月の収入が減少し住民税非課税相当の収入となった世帯の方は申請が必要です。
どちらも期限は10月31日必着です。

〇自転車ヘルメット購入費補助 全年齢に拡大
23年4月から自転車ヘルメット着用が努力義務になりました。豊島区ではこれまで13歳未満と65歳以上に限定していた補助を、7/11購入分から全年齢に拡大しました。
「自転車用ヘルメット購入補助取扱店」(区内16店)で購入すると上限2000円の補助がつきます。

日本共産党豊島区議団ニュース72号PDFはこちら

 

 

 

 

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